17世紀頃から女性も乗馬を楽しむ時代になり、鞍にまたがる、乗馬専門の服からロングスカートのまま、乗馬が出来るように右ひざを鞍の先に掛け、左足だけを「鐙」に乗せる片鞍が作られ、Side Saddle Stirrupと呼ばれるスリッパ形の物が登場した。初期の物は、鉄に革の覆いを付けた粗末なものが、時代と共に銀や真鍮製の洒落た物が多く見られるようになった。イギリスの片鞍鐙には「壷鐙」と同じような形の物があり、興味深い。


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